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登山の際には雨具を必ず持参しましょう

ここ近年、登山を行う人達が増えてきました。老いも若きも歴戦の登山家になったつもりで少し誇らしげな顔をして山に登っていく光景をよく見かけるようになりました。
あまりお金をかけずに歩くだけで健康増進を図る事が出来、適度に運動も出来ますので手軽に出来るスポーツの一つして脚光を浴びています。更に、昨年富士山が世界遺産に登録されたこともあり、富士山に登ろうとする人達も例年に比べて劇的に増えました。
但し、山登り初心者が陥りやすい点がいくつかあります。その一つが雨具を登山の際に持っていかないケースがあまりにも多いのです。雨具といっても傘ではなく雨合羽の様な全身を覆う物が必要です。
山の天気は非常に変わりやすく、麓では天気が良くても一歩山に入れば雨が降っているなんていう事はしょっちゅうあります。
又、山奥に入ってから急に天候が急変し大雨が降るという事も当たり前にある事なのです。
じゃあ、雨が降ったら傘をさせば良いと軽く考えているとしたらすぐにでもその浅薄な考えを捨てて欲しいのです。
山は登り下りの勾配が大きい場所が多いので、傘などをさしていては嵩張るどころか野木に当たって自身を危険な目に遭いかねません。
更に雨具は単に雨を防ぐためにあるのではなく、気温が下がった時の際に防寒具の役目を同時に果たすことをご存知でしょうか。
山登りをする季節がたとえ真夏でも、山の中では雨が降ることで下手をすれば真冬並の寒さにまで気温が下がる事があるので、雨具を持っていなければ雨をしのぐこともできませんし、体温を保持する事も出来なくなり動くことすら出来なくなってしまって救援を呼ぶことも出来ず、最悪死に至ってしまうという痛ましいケースも後を断ちません。
そういう事を下調べもせず、何の準備もしないままに山に入ることほど危険なものはありません。
登山客が多く訪れる山の中にはでは緊急避難所の様な施設が設置されている山もありますし、地図等を予め設置している事もありますが、全ての山にそういう施設がある訳ではありません。その施設もある程度は奥地に設置されている事が多いので、雨が降り始めたからといってすぐに避難出来るわけでもありません。
それどころか、そういう整った施設は無いという前提で山登りは行わないと即、命に関わることを頭に入れておかなくてはなりません。勿論、雨具だけ持参すれば万事解決かというと決してそうではなく、他にも揃える装備はあるのですが最低でも雨具は用意して置くことをオススメします。